Pocket

足裏コンシェルジュの宮地ヒロコです。
足裏にタコや魚の目ができて、気になる!という方は多いことと思います。

角質ができると基本的には、削ったり、保湿クリームを塗ったりといったケアが主流ではないでしょうか。
ですが、角質は削っても削っても…原因が元から解消されない限りはでき続けてします。

そもそも、角質ができてしまう原因というのは何でしょうか?

 

◆足裏にタコができるメカニズムとは?

足裏に出来るタコで、一番多い場所は指の付け根エリアです。

本来足裏の3つのアーチの中でも「横アーチ」で持ち上がっていなければならない部分なのですが、これが下がってしまうことで体は防御装置として「タコ」を作り出します。
というのも、横アーチを形成している足指の関節にその秘密があります。
足指の関節の親指と、小指の関節は歯でいうと臼歯…のような構造をしています。
一方で、第2,第3,第4趾、の関節というのは歯でいうと犬歯のような構造をしています。
つまり、大地にガツンと設置する役割の骨と、アーチ構造を作り出すための役割の骨とで役割が違うわけです。
ところが、「横アーチ」の骨格を支えるはずの筋力が落ちてしまうことで、骨が地面にゴンゴンとぶつかるようになってしまいます。
体にとってみると、
骨にダメージが起きるほうが皮膚を硬くするより圧倒的に不利、マイナス、やばい!という風にみなします。

そして、皮膚を硬くし骨を保護するためにタコを作ります。別に皮膚にタコをつくりたいわけではないのです。

ですが、骨って「カルシウムの貯蔵庫」という役割をしています。地球上の生物にとって「カルシウム貯蔵」というのは死活問題なのです。

ですので、どちらがより大変か?という判断の末、皮膚に角質を作ることで「骨をダメージから守る」ということを行っているわけです。
つまり、タコができるということは「骨を守ろうとする体の防御反応」だということです。

ちなみに、親指、小指の付け根にガッツリとタコができている方もいらっしゃいます。
足裏の脂肪や筋肉は骨を守る衝撃吸収材の役割も果たしているのですが、その脂肪や筋肉が少なくなってしまうことや、やはり過剰に負荷がかかってしまうことが原因となってタコを作り出してしまします。

 

◆足裏にタコができてしまう足裏習慣  TOP3!

1、靴の構造

最もわかりやすいのはハイヒールです。

ハイヒールは足を滑り台の上に乗せているようなものです。

そのため、足がズルズルと前に滑ってしまい、体重は指の付け根部分に集中してしまいます。

体重が集中することで、骨格を支えきれずにペタッと潰れてしまった結果「骨の防御装置発動!」となります。
また、ハイヒールだけでなくコンクリートの地面からの衝撃を吸収するだけのクッション性のない靴はダメージになりやすいと言えます。

2、歩き方の癖

現代人の多くは足指の踏み込みをきちんと行わずに歩いていると言われています。

踏み込まずに歩くことで、MP関節と言われる足指の付け根の関節の動きの中で、反ったような動き(背屈)は得意なもの、下向きに動かす関節の可動域(底屈)が極端に小さく、関節が固まったようになっている方が激増しています。このMP関節の底屈が行われない歩行習慣はタコだけでなく、体に様々なダメージを与えてしまいます。

3、圧倒的な歩行不足

足裏は本来3つのアーチという形で天然の衝撃吸収クッションを持ち合わせています。

3つのアーチというのはたった2本の足で複雑な運動を可能にするバランス調整の役割とともに、とても優れた衝撃吸収の要になっているわけです。

この足裏のアーチ構造を支えているのは足の筋肉なわけですが足の筋肉が十分に発達できていない状態になっています。

 

◆タコ・角質ができてしまうのを繰り返さないためには?

さて、それではどうしたらタコ・角質ができてしまうことを繰り返さずに適切に対処できるのでしょうか?

★負担激増の靴をなるべく履かない

物理的に足の局部に負荷が集中してします靴を履かないこと。
また、衝撃を吸収できない素材の靴より、ある程度の衝撃吸収性のある靴を選ぶということ。

 

★MP関節の可動域を上げる

足指関節がコリコリに固まっている(サビついたような状態)になっているとイメージしていただき、そこをほぐすように1本1本動かすようにマッサージしていきます。

地味ですが、とても大切です。

 

★足裏の筋力アップ

バレエのダンサーなどはセラバンドなどを使って、足裏を鍛え上げていきます。バンドの代わりにタオルを使っても良いです。足指を底屈する筋肉に負荷をかけることで筋力をつけていきます。

健やかな足裏のための、根本的なアプローチへのヒントにしていただければ幸いです!

 

☆足裏を整えるスペシャルインソール

☆オーダーインソールでの本格ケア