足の形の治し方:足指の変形は、正しい靴選びとインソールで改善

突然ですが、「ハンマートゥ」という言葉をご存じでしょうか。

ハンマートゥとは、足の指が先端から2つめの関節で曲がって、Z字型に固まってしまった状態のことです。

ハンマー(金づち)のような形であることから、このような名前が付けられたとか。

 

他にも足の指の変形には、足指の先端の関節が変形した「マレットトゥ」、足指の付け根の関節が伸びた「クロートゥ」があります。

 

これら3つの足の形の変形は、関節の曲がり方に違いはあるものの、原因は同じです。

 

関節リウマチや元々の骨の状態なども影響しますが、皆さんに最も気を付けていただきたいのは、靴。

ハイヒールを思い浮かべていただくと分かると思いますが、歩くときに足指で踏ん張りますね。
つまり足指は地面を捉えようと曲げるような動きをします。

このような状態が長く続くと、足指が変形し、悪化すると変形したまま関節が固まってしまうのです。

 

ハイヒールの他にも、かかとが固定されていないスリッパやサンダル、ミュール、つま先の細い靴、サイズの合わない靴も要注意です。

 

また足裏のアーチ構造が崩れている人も足指が変形しやすいので、お気を付けください。

 

足のクリニック表参道院長の桑原靖先生は、女性は特に注意が必要だと言います。

女性の場合は、妊娠、出産時にリラキシンという靱帯を緩め骨盤を開くホルモンが分泌されます。この影響が骨盤だけでなく、全身の靱帯にも及び、足の歪みや形の崩れのきっかけになるのです。この時点で気づかず、年を経て症状が進み、更年期以降に出現することが多いのです。

(婦人画報1月号)

 

関節が固まる前であれば、手術などをしなくても改善は可能です。

治し方は、自分に合った靴を履き、適切なインソールを使うこと。

 

靴選びのポイントとして、桑原先生は次のようにおっしゃっています。

「なるべく足を甲、かかと、土踏まず(インソール)の3点で支える靴を選びことが大切。このうち、どれかが欠けると靴の中で足が前後に移動し、ゆび先に負担がかかります。インソールは予防にも有効」

インソールのない靴を履くときは、体重が足にかかって、ベタっと足裏が広がったときに、ゆびが靴に当たらない空間的余裕のあるものを選びます。ヒールは4センチ以内で安定感のあるものならOK。

クイスクイスでは、オーダーインソールをお作りいただく際、靴選びも含めてトータル的にアドバイスをさせていただいています。
お困りのことがありましたら、遠慮なくご相談ください。