温故知新?論語ってやっぱり凄い!
多くのお客様に本当に喜んでいただく商品や、サービスを提供し続けるためにはどうしたらいいだろうか。
経営者としてどうあるべきか…それ以前にどういう人間になりたいのか…をいつも考える中で、多くの経営者の本や実践方法なども勉強になります。
その多くはマネジメント、プランニング、コーチング…など多くはアメリカの経営ノウハウや自己実現手法を体系化したものが多いと思います。そういった手法は仕組みがきれいに整っていてエクセル一つで自在に管理できそうでとても魅力的です。
ですが、せっかく日本にもおもてなしの心や、気づき、気配りなどという素敵な文化があるのに、こと実際の経済の現場ではそれが活かされることは少ないように思います。まぁ、何百年も前からある手法をそのまま実践するということはあまり現実的ではありませんから、しょうがないのですが、根本的な考え方というものに古い新しいは無いように思います。
合気道の先生に「沢山の本を読むことも大事だけれど、これはという本を何度も読むことはとても大切だと思うよ」と言われ、「高校生が感動した論語」という本をよく読んでいます。
論語も訳が難しいと、楽しんで…とか実生活に生かして…ということが難しいのですが、とてもとても読みやすいんです。
そして書かれていることは、「あれ?結局最新の○○メソッドみたいなこと既に書かれてる?」というような感じで、新書サイズの中に今までの疑問に関する答えが全てあるような感覚になります。
その時その時で、持っている疑問は違うのですが、必ず答があって、きちんと納得できるのです。
最近はあまり「座右の書」はなんですか?と聞くことはないように思いますが、基準になる考えに幅があって深いと少しずつでもそういう人間に近づけるし、結果良いサービスにつなげていけるのでは・・・と思っています。