足の指ってとっても大切!

足の指ってとっても大切!

今日は七夕。東京は曇ってはいますがなんとかお天気は持ちこたえてくれそうですね。雨女としては無駄に出かけて雨を降らさないようにいたします・・・。

さて、普段ほとんど気にかけることのない足の指。実はとっても大切な役割を果たしています。

大きく分けると足の指が果たしている役割というのは

①バランスをとる
②推進力を作る
③アーチを作る

といったことをしています。

①の〝バランスをとる〝ですが、普段ほとんど指を意識しません。ですが、逆立ちしてみると良くわかります。手と足は元々前足と後ろ足ですので、構造がとても似ています。逆立ちをするときには安定させるように指を開いて伸ばした状態を作らないと中々安定しませんよね。足も一緒で、指はしっかりと開いて伸びると安定感を出すことができます。

②の〝推進力を作る〝ですが、たった2本の足で効率よく歩くために人は、指で地面を蹴って前に進んでいます。かかとから着地した状態から、つま先方向に体重移動し、最後は親指で地面をけると身体の構造にかなった無駄のない歩き方ができ、力を上手に前に進む力に変えることができます。

③の〝アーチを作る〝ですが、人の足にとってとてもとても大切なアーチ構造づくりにも指は大きな役割を果たしています。その仕組みは、指で地面をj蹴ったり、つま先立ちしたり、ということを続けることでふくらはぎの筋肉が鍛えられ発達します。ふくらはぎの筋肉が足裏の筋肉やじん帯を吊り上げるようにしてアーチを形成しているんです。

というわけで、普段ほとんど意識せずにいる足の指というものはとてもとても大切な役割を果たしてくれています。

ところで足の指を自由に動かすことができますか?合気道の先生が言ってあったのが「自分のカラダにも関わらず、自由に動かせないところが沢山ある。人を動かすなんてさらに大それたことに思える。」とおっしゃっていたのを思い出しました。武道などで身体を毎日毎日手入れし、鍛えている方ほど自分の身体を動かすことの難しさを御存じなのかも知れません。足の指はそんな身体の中でもあまり意識して使わないため、動かそうにも動きにくい部分の代表ではないでしょうか。

特に何か身体を動かすことを習慣にしていない方も、足の指を一本一本くるくるとまわしてほぐしたり、足首を柔軟に保てるようまわしたりしてみてください。時間にすれば1分程度です。この動作は合気道の準備体操にも含まれています。合気道を作った植芝守平先生という方は健康法にもとても詳しい方で、合気道の体操の中に健康法を沢山とりいれてあるそうです。そのせいか合気道を長く続けてある方は年齢不詳なくらい若々しい方がおおいんですよ(^_^)

普段忘れがちな、でもとても大切な足の指に、一日の終わりにお疲れ様を言う気持ちでほぐしてみると良く眠れるのではないでしょうか。

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