こんにちは!足裏コンシェルジュの逸見ヒロコです。
ランナーの皆さんの中には、毎日走らないと気が済まないという方もいらっしゃることと思います。
一方で、ランニングは徒歩の3倍〜5倍の負荷がかかると言われています。
特に硬いアスファルトの上を走るのは、体にとって負担が大きいことなのです。
「ランニング障害」という言葉をご存じでしょうか。
主なものは腸脛靱帯炎(ランナー膝)、シンスプリント、疲労骨折、アキレス腱炎、足底筋膜炎などが挙げられます。
各症状の詳しい説明は割愛しますが、ランニング障害の原因のひとつになるのが足首の内側への倒れ込み「オーバープロネーション」(過回内:かかいない)。
ランニングシューズなどを販売している「BROOKS」のサイトによると、
ランニングの着地を細かく見ていくと、足の外側から接地して体重を乗せ、最終的には母指球からつま先へ荷重が移動していきます。この足が地面に着地し、足の外側から内側に荷重が移るとき、足首が内側に倒れ込むことで着地時の衝撃を緩和する動きを『プロネーション』と呼びます。これは人間の足にもともと備わっている機能です。
しかし、走るときのフォームや疲労などによって、この倒れ込みが大きくなり過ぎると、膝や腰などの故障につながると言われています。ランニングをすると足や腰が痛む人がいたら、その原因は、もしかしたらプロネーションと関係があるかもしれません。
(BROOKS:ランニングの怪我を予防するシューズの履き分け術『シューズチェンジ』とは 2017.07.13)
サイトでは、足を後ろから見たときの状態、靴底の減り方、足のアーチの状態をもとに、プロネーションを3つに分類して紹介しています。
これらは、意識するだけでは変えることが難しいので、足を支える靴で補っていく必要があります。
靴選びも、もちろん大切です。
そしてインソールを取り入れるのも効果的。
クイスクイスでもランナーさんが足に痛みを感じご来店くださることがあります。
学生時代、陸上部だった浪川様は、足首から足裏にかけての痛みに悩まされていました。
走るときのクセが強い方でしたが、足形を取り、クセを直しつつオーダーインソールを作ったところ、痛みが激減し、ランニングができるまでに。
Amebaブログでお客様の声としてご紹介していますので、O様の感想とあわせてぜひご覧ください。
▼「足首から足裏の痛みが激減した!」オーダーインソール
▼「フルマラソンもこれなら完走できそう!」オーダーインソール
なんとなく痛みや違和感があっても、走れるので、そのうち治るかなと放置しがちなのがランニング障害です。
でも長くランニングやマラソンを楽しむために、きちんと体のメンテナンスをおこなっていきたいですね。