脚と足

脚と足

普段「あし」というとつま先から太ももまで全体を指して「あし」と大雑把に読んでいると思います。
しかし、厳密にはくるぶしから下を「足」、くるぶしから上の股関節までを「脚」と呼びます。英語でもフットとレッグという違いがありますから面白いです。

さてこの「あし」ですが、詳しく見ていくとどれほど重要な部分かがよくよく分かってきます。例えば骨の数。カラダ全体の骨の数が206本なのに対して、脚と足の部分にある骨はなんと58本!カラダ全体の四分の一以上の骨が脚と足にあることになります。逆に表面積で見ると足裏の表面積はカラダ全体のたった2%ほどしかありません。
また、人間以外の動物は基本的に4本の足で立ちますし、椅子や三脚なども基本的に3本か4本の脚で安定し、2本ということはありません。

たった2本の足で、少ない面積で、バランスをとって立つために骨格が発達し、その骨格を支えるために筋肉や靭帯が形成されていった・・・というのが人間の二足歩行の進化の歴史です。
そう考えると、筋力が不十分だったり、安定感のない靴を履いたり・・・ということはカラダ全体にとって良くないことだと理解しやすいように思います。

「別に今痛くないから・・・」と無理の大きい靴を履いているとどうしても骨格が歪んできてしまいます。複雑な骨格だからこそ、色々な状況に適応できるのですが、その分変形もしやすいのが足なのです。少しずつの足ケアを心がけてみてください。