足の裏がピキーンとつってしまうこと、ありますよね。
つってしまう原因としては様々あり、持病などの要因も含まれますが、一般的な足のつりやすさへの対策などをお伝えさせて頂きます。
足がつる状態とは?
そもそも、足がつるというのはどういう状況か、ご説明させて頂きます。
私たちの身体は脳からの神経伝達が、筋肉に動けと指令をだして動いています。その中で、伝達部門と筋肉などの実行部門とがあるのですが、部門同士の連携が上手く取れずに伝達過多などの状態になってしまい…実行部門が混乱してガタガタガタッと不具合を起こしているのが、足がつっている時の状態です。
足がつる原因とは?
1冷え…血流
2電解質不足…水分、ミネラル
なぜ神経と筋肉との間で連携ミスが起こるかというと、神経というケーブルを流れる電気信号の流れが悪くなってしまうためです。
血流が悪かったり、電気信号を流しやすくしている電解質の元になるミネラルや、媒介となる水分が不足すると信号が上手く流れなくなってしまいます。
足裏コンシェルジュがすすめる、足がつる対策方法5選
では、実際にどう対策していけば良いか?5つのオススメ方法をお伝えします。ズバリこちらです。
1水分、ミネラル補給
2温めて対策
3睡眠
4運動・アーシング
5インソール
細かく一つ一つご説明させていただきます。
水分、ミネラル補給
手っ取り早いのはまずミネラル水を補給する事です。なるべく温かいものでミネラル豊富な水分を補給するのがオススメです。特別なサプリなどでなくても、ワカメやアサリのお味噌汁などは本来良質なミネラルたっぷりのとても良い食材です。
温め
そして、身体を温めること。特に足元を温めてあげることは神経と筋肉の連携をスムーズにするのに役立ちます。
コスパも良く、オススメなのが「アズキの力」などのあたためグッズです。レンジでチンして肩や腰などにも使えるのでお家に1つあるととても便利です。ドラッグストアなどで1000円チョットで購入できます。
筋肉はジワジワ温まり、少しずつ温度が下がる際に緩みます。リラックスしたい時にも便利です。
睡眠で血を増やす
少し意外に思われる方もいるかも知れませんが、しっかりと睡眠を取ることも、足がつる対策として、とても大切です。日常で消費した気や血は、睡眠時間に補給されるためです。足がつるなどだけではなく他の不調も気になる方(女性だと生理痛や婦人科系のトラブル、胃腸の不調など)は2ヶ月くらいはしっかりと気と血を補う目的で睡眠を見直すことが大切です。私がお世話になっている漢方の先生は「8.5時間寝なさい!10時には布団に入りなさい!暗い内にしっかり寝ることが大切。お金もかからない最高の治療法だよ」と話されてます。
運動・アーシング
少しオカルト気味ですが、足の専門家としてお伝えしたい事の中に「アーシング」があります。神経伝達は電気信号で行っていますが、漏電気味と言いますか…身体の中に余分な電気信号を溜めたままでいると「足がつる」意外にも身体に負担をかけている可能性が高いと思っています。
昔からの治療法では「砂風呂」もアーシングの一種で、身体から余分な電気信号を排出するのに役立ちます。
自然の地面に素足で立つと、それだけで気分が良くなる経験をした方も多いと思います。環境が許すなら、砂浜や草地を素足でお散歩する事がオススメです。そして、やはりよく歩く事です!
インソール
都会での生活などでアーシングが難しい場合、インソールという道具は本当に役に立ちます。私の経験で恐縮ですが、静電気体質が気になっていたのにインソールを履き始めた冬から、不快な静電気バチバチに悩まされる機会が激減していた事から研究を進めました。
【足がつる際のインソールの選び方】
・足裏に適度な刺激が入って土踏まず部分をほぐすような立体的な構造になっていること
・表面の素材が摩擦で静電気を発するようなものではなく、なるべく天然皮革などの素材を使用していること
・足指をニギニギと動かせるようなガイド機能があること
これらの特徴が揃っているインソールならベストかと思います。
まとめ
「足がつる」のは辛いですが、因果関係を抑えていくつかの側面から対策すれば、お悩みも軽くなるかと思います。
お足元からの健やかさのため、お役立て頂ければ幸いです。