立ち仕事の足の疲れや痛みに、インソールを効果的に使う方法

クイスクイス インソール

立ち仕事で起こる、足と脚の疲れのメカニズムとは?

立ち仕事だと…足が疲れる、足が痛くなる、脚がパンパンにむくむ、辛い!となりやすいと思います。
歩いているならまだ良いのですが、立ち仕事の場合ふくらはぎ部分が、足裏では土踏まずがずっと緊張状態になり、第二の心臓としての足の役割が大きく制限されてしまうため、強い疲労感を感じるようになります。

足裏の足底筋膜(そくていきんまく)は、いわゆる足裏のアーチと言われる構造を作り出していて、足裏のクッション性、バネの役割などを果たすのに重要な働きをしています。その足底筋膜は、かかとの裏側を通って、アキレス腱に連動しています。

ですので、足底筋膜の柔軟性を保つことがふくらはぎのツッパリ感や、疲れへの対策にとても重要になってきます。

また、3つのアーチと言われる構造は、足指が起点となって運動する仕組みです。
中足骨という骨が引き上がっていること、足指の動きがスムーズに行えるため、中足骨のしっかりサポートができるインソール選びがポイントになります。

つまり、インソール選びのコツとして
足底筋膜をしっかりサポートできること
足指をしっかり動かせる、中足骨部分のしっかりサポートができること
この2点をまずは基本として押さえてみてください。

立ち仕事、靴別オススメのインソールについて

①ハイヒール用のオススメインソールの特徴について

ハイヒールの場合、1番負担がかかるのは足の指の付け根部分です。
かかとが高くなっている分だけ、つま先側に体重が滑っていくため指の付け根にタコができたり魚の目ができたりと負担がかなり大きくなります。
痛みがでる、足指の付け根部分に入れるジェルなどのクッションもあるのですが、実は土踏まず部分にしっかりとしたインソールでのサポートがあると、指の付け根部分の負担を分散することができるため、痛みや疲れが和らぎます。

難点は、プレーンな形状のパンプスの場合に土踏まず用のインソールを入れるとかかとが脱げやすくなることが多くなり、歩くときには歩きにくくなってしまいます。

もしお仕事柄などで、ストラップをつけることが可能なら、プレーンな形状のままではなく、甲の部分を抑えられる状態で脱げない構造をとることで足への負担は格段に楽になります。

プレーンなものに入れるインソールの場合には、つま先部分に沈み込むようなムニュっとした素材のインソールを使用することもオススメです。

ハイヒールの場合、足裏で体重を分散できるようにするほど楽になります。土踏まず部分、つま先部分にクッションを入れて立ち仕事の負担を軽減できるようにしましょう。

②ビジネスシューズ用 オススメのインソールの特徴について

ビジネスシューズなど、革靴の場合は靴底の素材が硬いケースが多くあります。

すると、足裏で受けた衝撃が腰に上ってしまい、腰痛に悩まされている方も多くいます。できることなら、かかと部分に衝撃吸収できるクッション性の高いインソールを入れることがオススメなのです。

ですが、問題点がありかかと部分に厚みのあるクッションを入れてしまうと靴のかかとが脱げやすくなり歩きが不安定に歪んでしまうようになります。サイズを大きくしてインソールを入れる方もいますが、そうすると今度は足指の曲がる部分が、靴と足とでずれてしまい指が踏ん張れない浮き指の原因となってしまいます。

オススメなのは、かかと部分にも薄手のクッションを入れ、土踏まず部分のサポートがあるインソールで、硬すぎない素材のものを選ぶことがオススメです。

インソールの素材が硬いものだと、どうしても靴を横に押し広げるようになり、靴が型崩れすることでホールド感がなくなってしまいます。

土踏まず部分は、扁平の方、アーチが高い方…と、人により様々です。

自分にあった高さのサポートがあるインソール選びが重要です。

③スニーカー・安全靴用オススメのインソールの特徴について

立ち仕事の中で、スニーカーや安全靴などを使用する現場では、地面が硬いコンクリートになっているなども多いため、衝撃吸収がしっかりできる足環境づくりが大切です。

地面の硬さから伝わる衝撃を足裏で緩和することができずにいると、腰の痛みや背中の張り、につながりマッサージなどに通っても通ってもしつこく残るガチガチ筋肉になって行きやすくなります。

インソールを選ぶ際、衝撃吸収がしっかりできるポイントは2点あります。

1点目は、素材にクッション性があり5mm以上の厚みがあるものになっていること。
2点目は、3つのアーチと言われる足裏のアーチ構造を3つともしっかりとサポートすることができることです。

この2つの条件をしっかり満たすのにはやはり、オーダーメイドのインソールがベストです。ですが、どうしても価格が高くなりやすいため躊躇してしまうこともあるかと思います。

クッション性のある素材であれば、1000円〜2000円のインソールでも上質なものがあります。ですので、まずはクッション性あるインソールをお試しいただくと良いと思います。

2つ目の、3つのアーチをしっかりサポートできるインソールについては、ワンタッチオーダーインソール がオススメです。位置調整を自分専用にカスタマイズできるため、サポート力がかなり強めのインソールですが、クッションインソール(3mm,6mm各2000円)を先に敷いてご活用いただくとより立ち仕事が楽になっていただけると思います。

3つのアーチをサポートできるインソールでない場合には、内アーチと言われるいわゆる土踏まず部分のクッションがしっかり持ち上がっているものでクッション感もあるタイプをご活用いただくと、立ち仕事の足の疲れにオススメです。

クッション性の高いインソールは厚みがあるため、もともとスニーカーなどに入っているインソール(中敷)を抜いて、代わりに入れてご使用ください。メーカーによっては軽く接着剤で止まっているケースもありますが、はがせるものも多いため靴選びの際にはインソール(中敷)が外せるかを確認して購入すると、機能性の高いインソールを使用しやすくなります。

タイトルとURLをコピーしました