膝の痛み:変形性膝関節症と足裏

QUISQUIS(クイスクイス)インソール
足裏コンシェルジュの逸見裕子(ヘンミ ヒロコ)です。

膝が痛くて、クイスクイスを訪れられる方にとても多いパターンをご紹介いたします。

膝に痛みを感じる→整形外科にかかる→レントゲンをとる→軟骨のすり減りを指摘される→水がたまるなどの症状がある場合には水を抜く処置をする→手術が必要なほどかどうかにより手術を検討する→手術をしたくないまたは手術までは必要ないケースで「インソール(足底板・中敷き)」の存在を知り、検索などして、クイスクイスにご予約されるというケースです。
さて、中高年になっての膝に痛みがあるケースで最も多いものは「変形性膝関節症」です。

以下は変形性膝関節症への対策となる考え方をご紹介いたします。

ケアの方法としては以下の5つが一般的です。

◆装具療法

テーピング、サポーター、インソールなど装具を利用することで、関節部分の負荷を軽減させるアプローチを行います。
◆運動療法

落ちてしまった大腿部の筋肉をつける運動などが一般的です。ただ、自己流で始めてしまうと正しい動きになりにくく、スクワットやウォーキングも間違った方法で行ってしまい悪化させてしまうケースもあるのが実状です。可能な限り専門家にプランを立ててもらい、常に正しいやり方になっているかチェックしてもらうことが重要です。
◆物理療法

温熱療法と、寒冷療法があり、炎症がある場合には氷嚢などで冷やし、炎症がない場合には電気、赤外線、レーザー、温湿布などで温めることで痛みを緩和させるケアを行います。

◆薬物療法

ヒアルロン酸の注射などで関節部分のクッション機能をあげることだけでなく、炎症や痛みが強い場合には消炎鎮痛剤(内服薬・塗り薬・貼り薬など)を用います。

◆手術療法

骨に棘が出て痛む場合などは「骨切り術」と呼ばれる手術、人口関節を入れる手術などがあります。

一般に変形性膝関節症は、軟骨がすり減って、関節同士がぶつかるように負担がかかってしまうため、とても痛みが出てしまうと言われています。また、関節の噛み合わせが歪んでしまうことで(O脚など)、関節のぶつかりが強くなってしまうとされています。
な〜んだ!なるべくまっすぐになる関節の噛み合わせと、軟骨とかのクッションをガンガン増やせばいいだけじゃん!と思う方もいると思いますが、一概に痛みと軟骨量の関係は一定かと言われるとどうも違うように思います。

(※ここから先は一般的な説とは違いますので、そういう考え方もあり得るかもね…という程度に捉えてください!)
なぜかというと、明らかに軟骨がすり減っているぞ!と、レントゲン画像は物語っているにも関わらず、痛みなどない!という方もいるのです。

また、その逆もいらして、関節の噛み合わせもそこまで歪みが強いわけでなく、また大幅な軟骨のすり減りが見受けられないにも関わらず、とても痛みが強い…という方もいるわけです。

私は個人的には痛みや全身の不具合・不調に関して、波動とか生体電流というものの存在を強く関係付けています。
膝の痛みそのものも、足裏を通じて生体電流に適切なアプローチができるとかなり調子よくなるという方が多いように思いますので、より一層その実感が高まっています。
足裏を通した生体電流への適切なアプローチとして最高なのは、海岸を素足で歩く!苔むした地面を素足で踏みしめる!といった「気持ちいい〜〜〜〜〜!!!」と叫びたくなるような自然環境の中に足を置いてあげることです。
でも、日常でそんなことができる方はごく限られていると思います。

そんな時には靴の中の環境を変えるアプローチ、そして、足裏のマッサージ、粗塩を入れたお湯への足湯などとてもとてもオススメです。
体になるべくメスを入れたくない!お薬は最後の手段に!という方は試して見られる価値があるかと思います。
それと同時にやはり歩き方の改善は不可欠です。

日本人の変形性膝関節症の大半は外体重要因が大きいというのが、私の見解です。
何より、親指先端へ踏み込む力がとても弱いのです。
親指先端に力をしっかり入れられるということは、その他の足トラブル、股関節の可動域、姿勢の歪み、骨盤の位置、噛み合わせ、肩甲骨の可動域、仙腸関節の適切なバイブレーション、インナーマッスル、自律神経、視床下部、…書き出すときりがないくらい体と心に影響があると思っています。
親指の先端に力をしっかり込められる事と、膝への影響は当然のことと思っています。

◆足元を整える!「スペシャルインソール(中敷き)」

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