知性ある身体を・・・足元から(後篇)
ずいぶんと間が空いてからの後篇・・・すみません。
さて気を取り直して、「知性ある身体」を作るポイントは
今持っている財産を生かすこと+一流から学ぶことだと思います。
今持っている財産とは
たとえば骨格・・・骨盤が割と前方に倒れているのは東洋人の持つ特徴です。西洋人の場合骨盤が後ろに反り気味ですし、アフリカ系の方はもっと後ろに反っています。
この骨盤の反りはハムストリングと連動しているので蹴り足の強さにつながってきます。ですので骨盤が反っているアフリカ系の方は短距離走を得意としているのに対し、アジア系の私たちは骨盤が内臓の上下動をサポートするため長距離走を得意としています。
一流から学ぶ についてですが、身体操作の超一流というと武道 という答えに行きついているトップアスリートも多く、それぞれのパフォーマンスの現場に活かしている方が増えています。
靴も歩き方も今言われている方法論や道具は西洋からの輸入が大半なため、実を言うと私たち日本人にとってみると自分たちの財産を活かしきれていないばかりか、中途半端にマネしていることからかどちらの良さも身につけれていないケースがとても多いように思います。
誤解がないように補足すると西洋の道具や技術をその特性に合わせてきちんと習得できている人たちも多くいらっしゃいますし、そういう方はパフォーマンスとしてもとても優れた状態です。ただ私が言いたいのは既に今持っているものを財産と考えるだけでとっても豊かになれるということです。
ヘンミ企画の企業理念は「全てのステークホルダーに福禄寿を提供する」ということです。
禄…つまり豊かさにはそういう考えも含まれると思っています。
さて少し話がそれましたが
今、大半の人はポピュラー(大衆的に人気があること新しいこと)が主体です。でも日本には歴史の重みに耐えたクラシック(再現性を重視したこと…武道や芸能)の財産があります。このクラシックは今、一部の人だけが狭いエリアで守っているものになってしまっています。日常でこれらのクラシックを楽しんで使えると、潜在能力にリンクした習慣が生まれるというのがクイスクイスの知性ある身体づくりの要です。
1つには歩くこと
蹴って歩く・・・を推進力にせず、重心が移動する力を利用した「足運び」「足さばき」を意識してみると私たちの骨格を活かした歩きが可能になってきます。
ポイントは 丹田に力を入れること、膝を伸ばしすぎないこと、視野を広げること、そして歩幅は今より狭い状態です。目安としては蹴らずに次の足を出せるくらいが自分に合った歩幅になります。
日常的な歩く動作の意識が変わるだけで起こる変化を楽しんでみてください!
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